この第2波の強さ これが乃木坂の軍かッ!、とEテレから天下がどよめく
そういえばボクはここのところ
しきりに「乃木坂派運営」という勝手なターム/コンセプトを使って
9th(もしくは8th)から始まる奇っ怪な迷走作の数々を
ひとえにAKS/AKBG側のセンスの悪いハズレた戦略ゆえのものとみなして語ってるんですが、
それは「蓋然性の観点から見ればそうとしか言いようがない」程度の推察/推測にとどまるもので
実際に何かを「中の人」よろしく知っているわけではありませんので悪しからず。
さて、そうしたボク的な読みを延長していきますってえと
9th全体をバトル・フィールドもしくは競馬場として
「どっちが勝つか/正しいか」の主導権争い的な紳士的ゲームが
ケンカ腰というよりはシヴィアでビジネスライクな態度で繰り広げられてる線が浮かぶんですね。
片方の持ち駒/賭け馬の代表はもちろん「夏のFree & Easy」、
もう片方の代表が「何もできずにそばにいる」、ってな布陣です。
楽曲自体、MV含めて、TV等でのオン・エア/歌披露で、そして反響、と分けて鑑みれば
全6曲をこれこれはA側、あれあれはB側と単純に二分できる話でもないのも確かですが、
「何がメジャー受けするのか」「乃木坂に要るもの足りないものは、あるとしたらたとえば何なのか」
「ポップとはどういうことなのか」「即ち『売れる』とはどういうことであるのか/あるべきなのか」
という、真っ向から対立する論陣が2派あった時、
どっちがどっちを説き伏せて持論を通すかを決めるには
そういうフェアな対決が必要になるだろう、ってことですよ。
たとえば「夏のFree & Easy」のMVのななみん(橋本奈々未)とまいまい(深川麻衣)は
これまででも屈指のキラーなヴィデオジェニックっぷりで初見さんを虜にしますよ。
E-Girlsか少女時代かってな明るめアッパーな「その先の出口」はそういう層に訴えるかもですよ。
一見意味深げでクールにカコイイ「ここにいる理由」はセカンド・ラインのパフォーマンスで
血肉化されて迫力を持つでしょう。
「無口なライオン」のキーボード・ソロの音色なんてMVで泣いてる時には気になりません。
「僕が行かなきゃ誰が行くんだ?」は... 『少年ジャンプ』系のタイ・アップでもあるのかな?
何かが「ありき」で動いて止められないのなら、残りはせめてどうにかベストに —
そんな四苦八苦もしくはち苦は苦があるのだとしたら、そこまで責めようとはボクだって思いません。
そして決定的にキラーな隠し球が乃木坂派にあるとしたら
勝手に「流れ」て、見ず知らずの縁もゆかりもない一般の人の耳にも勝手に流れこみ
「何これ!乃木坂の新曲なの? "やっちゃおう"とか言ってるアレじゃなくて!?」とばかりに
じわんじわんと口コミ耳コミで第2波第3波として効いてくる「何もできずにそばにいる」。
そこにこそ乃木坂派運営は賭けているんじゃないかと思えてくるのです。
MVなしのため、買ったファン以外にはかなりな偶然でしか目/耳に触れないはずの、
肝心の看板番組『乃木坂って、どこ?』でもまだ歌披露のない「何もできずにそばにいる」ですが、
ついに7/24(木)、乃木坂派の強力ないち牙城:Eテレ『Rの法則』でヴェールを脱ぎ、 ※1
出会い頭のR視聴者層の思いがけない不意打ちでの泣きを誘発するでしょう。
7/10期限で募集されたアンケートが狙い澄まして「何もできずにそばにいる」対象だったのも併せ
翻って考えれば「そういうことだったのか!」と膝を打つ思いです。
乃木坂、涙のテロリズム —
前表題作「気づいたら片想い」MVがYouTubeを観に来てもらってナンボだったのに対し
また一歩進んで無差別に、出会い頭に通りすがりにいきなり泣かせ攻撃が襲いかかるのです。
「んじゃ、キミらは2週間あとでスタートね?『何そば』がそんなに強力ってんなら
リリース後2週間あたりから売上グラフが右肩下がりからじわじわっと持ち直すんちゃうの?」 —
必ずしもフェアとは言い難いそんな賭け/約束がバック・グラウンドにあるとすれば
一過性のいちテレビ放送ながらこの『Rの法則』特集回には巨大な意義があります。
「ファンの間」でならおそらくはもう
有線/ラジオ/店舗等をフィールドに始まっている草の根ゲリラ戦、
決定版的に広範な迫撃砲弾幕が天下のNHKから主に小中高生層に放たれるのです。
「何度もリピートして何度も泣いてしまう」とツイッター上では音楽のみでもの好評が目立った
「何もできずにそばにいる」が時間差攻撃で、やっとフル・スロットルでその猛威を揮うのです。
エントリ71でボクは、
「今望むのはこの9thがそのデキの悪さゆえに初の前作割れを起こし、
入魂の挽回の10thが作られること」と書きましたが
根本のところでは今もその想いは変わっていません。
実際、どんなデータがどんな解析メソッドで評価されるにせよ
「超運営」側が「ほらね?AKBG流にやればちゃんともっと売れるじゃん?」みたいに言い張れば
ずべての功は「夏のFree & Easy」のおかげ、
乃木坂流なんて幻想、時間と労力と費用のムダ、ってことにだってなるからです。
それでも、「ヲタ頼みの初動だけ、あとは落ちる一方」のような売れ行きパターンに
今回異例の挙動が見られるならば、
それは「何もできずにそばにいる」の、即ち乃木坂カラーのゆえ、となるでしょう。
「ごめんね、そんなことしかできない」というファンの、「外」へ向けてのあらゆる尽力が
いましばらくは乃木坂ちゃんたちを支えていかずばなりますまい。
※1
NHK Rの法則
中段週間カレンダー木曜枠(リンク先ページなし)に記載あり。
"乃木坂46 夏のFree & Easy MV秘話&フルver.
16人のプリンシパル舞台裏"
プライバシー ポリシー
しきりに「乃木坂派運営」という勝手なターム/コンセプトを使って
9th(もしくは8th)から始まる奇っ怪な迷走作の数々を
ひとえにAKS/AKBG側のセンスの悪いハズレた戦略ゆえのものとみなして語ってるんですが、
それは「蓋然性の観点から見ればそうとしか言いようがない」程度の推察/推測にとどまるもので
実際に何かを「中の人」よろしく知っているわけではありませんので悪しからず。
さて、そうしたボク的な読みを延長していきますってえと
9th全体をバトル・フィールドもしくは競馬場として
「どっちが勝つか/正しいか」の主導権争い的な紳士的ゲームが
ケンカ腰というよりはシヴィアでビジネスライクな態度で繰り広げられてる線が浮かぶんですね。
片方の持ち駒/賭け馬の代表はもちろん「夏のFree & Easy」、
もう片方の代表が「何もできずにそばにいる」、ってな布陣です。
楽曲自体、MV含めて、TV等でのオン・エア/歌披露で、そして反響、と分けて鑑みれば
全6曲をこれこれはA側、あれあれはB側と単純に二分できる話でもないのも確かですが、
「何がメジャー受けするのか」「乃木坂に要るもの足りないものは、あるとしたらたとえば何なのか」
「ポップとはどういうことなのか」「即ち『売れる』とはどういうことであるのか/あるべきなのか」
という、真っ向から対立する論陣が2派あった時、
どっちがどっちを説き伏せて持論を通すかを決めるには
そういうフェアな対決が必要になるだろう、ってことですよ。
たとえば「夏のFree & Easy」のMVのななみん(橋本奈々未)とまいまい(深川麻衣)は
これまででも屈指のキラーなヴィデオジェニックっぷりで初見さんを虜にしますよ。
E-Girlsか少女時代かってな明るめアッパーな「その先の出口」はそういう層に訴えるかもですよ。
一見意味深げでクールにカコイイ「ここにいる理由」はセカンド・ラインのパフォーマンスで
血肉化されて迫力を持つでしょう。
「無口なライオン」のキーボード・ソロの音色なんてMVで泣いてる時には気になりません。
「僕が行かなきゃ誰が行くんだ?」は... 『少年ジャンプ』系のタイ・アップでもあるのかな?
何かが「ありき」で動いて止められないのなら、残りはせめてどうにかベストに —
そんな四苦八苦もしくはち苦は苦があるのだとしたら、そこまで責めようとはボクだって思いません。
そして決定的にキラーな隠し球が乃木坂派にあるとしたら
勝手に「流れ」て、見ず知らずの縁もゆかりもない一般の人の耳にも勝手に流れこみ
「何これ!乃木坂の新曲なの? "やっちゃおう"とか言ってるアレじゃなくて!?」とばかりに
じわんじわんと口コミ耳コミで第2波第3波として効いてくる「何もできずにそばにいる」。
そこにこそ乃木坂派運営は賭けているんじゃないかと思えてくるのです。
MVなしのため、買ったファン以外にはかなりな偶然でしか目/耳に触れないはずの、
肝心の看板番組『乃木坂って、どこ?』でもまだ歌披露のない「何もできずにそばにいる」ですが、
ついに7/24(木)、乃木坂派の強力ないち牙城:Eテレ『Rの法則』でヴェールを脱ぎ、 ※1
出会い頭のR視聴者層の思いがけない不意打ちでの泣きを誘発するでしょう。
7/10期限で募集されたアンケートが狙い澄まして「何もできずにそばにいる」対象だったのも併せ
翻って考えれば「そういうことだったのか!」と膝を打つ思いです。
乃木坂、涙のテロリズム —
前表題作「気づいたら片想い」MVがYouTubeを観に来てもらってナンボだったのに対し
また一歩進んで無差別に、出会い頭に通りすがりにいきなり泣かせ攻撃が襲いかかるのです。
「んじゃ、キミらは2週間あとでスタートね?『何そば』がそんなに強力ってんなら
リリース後2週間あたりから売上グラフが右肩下がりからじわじわっと持ち直すんちゃうの?」 —
必ずしもフェアとは言い難いそんな賭け/約束がバック・グラウンドにあるとすれば
一過性のいちテレビ放送ながらこの『Rの法則』特集回には巨大な意義があります。
「ファンの間」でならおそらくはもう
有線/ラジオ/店舗等をフィールドに始まっている草の根ゲリラ戦、
決定版的に広範な迫撃砲弾幕が天下のNHKから主に小中高生層に放たれるのです。
「何度もリピートして何度も泣いてしまう」とツイッター上では音楽のみでもの好評が目立った
「何もできずにそばにいる」が時間差攻撃で、やっとフル・スロットルでその猛威を揮うのです。
エントリ71でボクは、
「今望むのはこの9thがそのデキの悪さゆえに初の前作割れを起こし、
入魂の挽回の10thが作られること」と書きましたが
根本のところでは今もその想いは変わっていません。
実際、どんなデータがどんな解析メソッドで評価されるにせよ
「超運営」側が「ほらね?AKBG流にやればちゃんともっと売れるじゃん?」みたいに言い張れば
ずべての功は「夏のFree & Easy」のおかげ、
乃木坂流なんて幻想、時間と労力と費用のムダ、ってことにだってなるからです。
それでも、「ヲタ頼みの初動だけ、あとは落ちる一方」のような売れ行きパターンに
今回異例の挙動が見られるならば、
それは「何もできずにそばにいる」の、即ち乃木坂カラーのゆえ、となるでしょう。
「ごめんね、そんなことしかできない」というファンの、「外」へ向けてのあらゆる尽力が
いましばらくは乃木坂ちゃんたちを支えていかずばなりますまい。
※1
NHK Rの法則
中段週間カレンダー木曜枠(リンク先ページなし)に記載あり。
"乃木坂46 夏のFree & Easy MV秘話&フルver.
16人のプリンシパル舞台裏"
