軽やかな自在のリテラシー — 佐々木琴子のおしゃまな知性
禁を玩(もてあそ)べるほどに兵法に通じておるのが曹操 (関羽)
— 『蒼天航路』その二百四十九 より
乃木坂46を楽しむ上での小さからぬ歓びのひとつに
その百花繚乱十人十色のブログを読む楽しみがあります。
「え?アイドルのファンがその当のアイドルのブログを読めばそりゃ楽しいに決まってるでしょ?」
との反駁もあるでしょうが
ではあなたは、あなたにとっての「アイドル」のブログを頻繁に読むでしょうか?
ボクは、三吉彩花ちゃん本田翼ちゃん西内まりやちゃん門脇麦ちゃん小島瑠璃子ちゃん...他多数の
ボクにとっての多くの「アイドル」のブログを読むことはほとんどありません。
フォーマットのちがい、力入ってる/入ってないにかかわらず
多くのアイドル/芸能人のブログはたいてい告知どまりか日常雑記であり
そのアイドルネスが文章によっても立ち現れてくる例は少ないからです。
(もちろんそのメインの「発表」の場はそもそもCMやドラマや映画である、ってことはあるにせよ)
で、乃木坂46の場合はどうでしょう?
普段は淡々としていながら一旦事あらば力強い声明でアンチをも感嘆させるななみん(橋本奈々未)
はしゃぎ芸とセンチメンタルの両極で支持されるあしゅ(齋藤飛鳥)、わか(若月佑美)
ドルヲタ視点でファンへの懇切な情報提供も忘れないかなりん(中田花奈)、川後P(川後陽菜)
ファンとのイジりイジられ合戦を丁々発止で楽しむひめたん(中元日芽香)
技巧的な釣りをブログでも手を替え品を替え展開する真夏さん(秋元真夏)
...等々と
告知でも大本営発表でも日常雑記でもない
プロダクト/パフォーマンスとしても十分なアイドルネスの発露の場として
乃木坂メンバー各々のブログはしっかり機能しています。
そんな中からボクが今の内に特筆しておきたいのは、
2期生にして研究生であるにもかかわらず
いち早く独特の作風/感性でコアでディープな支持を獲得しつつある
琴子こと佐々木琴子ちゃんのブログについて。
以前にもちらっと触れましたが、
琴子のブログはまずタイトルのおもろかわいさで早くから知られていました。
エントリ41でも採りあげた以下の一例でもそれが知れましょう。
琴子のくせになまいきだ@佐々木 琴子 | 乃木坂46 研究生 公式ブログ
ですがここには、それだけでは済まされないトピックが実は含まれています。
・琴子しかやらないようなヒネりのあるネタ性短文と「@佐々木琴子」で署名性を強化する
・「いったい何をネタとする記事だろう?」と好奇心を誘いクスリと来るようなタイトルを冠し
だが本文ではそれについては触れもせず説明もないという「スカし」の美学
・でありながら、ファンにしてみれば琴子の日常や近況や興味・関心が透けて見える気がして
読み解き推理ゲーム的な材料となり面白い
... ひいきの引き倒しを承知の上で言えば、
琴子はそれだけの面白みの素を自然な遊び心まかせに早くからタイトルにも含ませていたのです。
1日1人の持ち回り(2014年5月現在は9人)のため中8日が空いてしまう研究生ブログでは
多くのメンバーが長い長〜い、
しかも空行が多いため下方にスクロールしまくってやっと読み終えられるエントリを物します。
そんな中で琴子は
異例なくらいに短い文章、デカい写真、ユニークでそっけないくらいの文体で
スパっとチャキチャキっとサラっと1エントリを終わらせます。
にもかかわらずそこには「サーヴィス精神の不足」のようなものは感じられません。
琴子は常に、自分らしい、自分の中で流行っているフィクショナルなおとぼけお遊び文体で
「わたしのファンの人ならこういうのを喜んでくれるんじゃないかな?」と
「喜んでくれてもくれなくても、わたしはこうなんだからこう書く以外書きようがない」との間で
どっしり構えた中庸を行き、しかも読者を楽しませる独自の方法論を常に手探りしています。
例を挙げるにも枚挙に暇がないため僅少にとどめますが
2014年4/2の「〜ですよ」「〜のだ」
4/20の「〜ね」
4/29の「いいッスよ」
5/8から続くお気に入りの「〜するんよ!」「〜なんよ!」 ※1
等々と、琴子は
他の何にも頼らない、ブリッコでもカッコつけでもない
その時々・その場の、思いつき・マイブームに準じたイタズラ心たっぷりな語尾をつるべ打ちします。
'98年8/28生まれの高校1年生の、しかも「研究生」でありながら、琴子は
年上/年下、男/女を問わず、ファンに、そして見ず知らずの天下の人々に
友達に話す時そのまんまのような自然ではしゃぎ屋でちょっとヘンな素の姿を見せ、
よってもって図らずも
「佐々木琴子は佐々木琴子であり、乃木坂メンバーであるということは元来そういうことである」
という真実を、逆説的に雄弁に語り得ているのです。
「またまた琴子殿!」とツッコミを入れたくなる琴子のツン芸、お戯れ、含み笑いのイタズラは
実はひめたんのそれにも負けず劣らず、コアなファンとの間ではちゃんと交わされています。
琴子のことをもっと知りたい、琴子を応援したいという一心で寄せられるファンのコメントに
琴子はひらりひらりと、刀の刃先を躱し舞う蝶々のように戯れながら変幻自在に応えます。
可愛い女の子が沢山出てるアニメ が好き@佐々木琴子 | 乃木坂46 研究生 公式ブログ
この回、「質問返し」コーナーの【とことん琴子!】で
珍しく琴子姫は「見落としてなければ前回ブログの質問全部答え」ておられるのですが
「〜?」「〜ですか?」「〜してる?」「〜なの?」というファンの質問コメントに
タン!タン!タタン!っとほぼ1行だけでちぎっては投げちぎっては投げ式で答えています。
特に笑える/微笑ましくなるのは以下のような例 —
◆またアニメのヘアスタイル披露したら、3択か5択くらいで、何のキャラのヘア真似風とか、
等々をクイズにして下さいませ
気が向いたらねん!
◆プリンシパルもうやりたい役決まってるの?
2つ決まってるよ!
◆NARUTOの歴代OPで一番好きなのはどの曲?
ナルトみてないの(´・ω・`)
◆2期生で家族構成すると、どうなりますか?
大変なことになる!
◆誰かに似ていると言われたことはないかい?
あんましないけどたまにある!
— 何という愛想のなさ、そっけなさ!取り付く島もない!
でも、これこそが琴子の真骨頂、ファンが「それでこそ琴子!」と逆に惚れ込む要素なのですね。
気が向いたらするけど約束はできない!決まってるけどネタバレになるから今は教えない!
観てないものは語れない!2期生での家族構成は以前に語った!
(美人な)誰々さんに似てると言われても別に嬉しくはない、だから名前は挙げない!
何という誠実さと思慮深さとシャレっけ。
琴子は琴子の力で勝つから琴子なのだ。
そんな琴子ですが、その乃木坂46への愛と信頼は静かながら揺るぎないものです。
とりわけ琴子が、自由で気ままで軽やかで楽しげでありながら実はとてつもなく真摯に
乃木坂46のことを、乃木坂メンバーであるということを、
乃木坂46の研究生として活動しているということを、
深く熱く広く考え捉えていることを如実に示すのが以下のようなエントリ例。
君に化学分解されたい@佐々木琴 子 | 乃木坂46 研究生 公式ブログ
「発表」の場、握手会とは異なる公開パフォーマンスの場がおそろしく少ない研究生にとっては
当時開催された3日間6会場での「ミニトークショー&ミニ握手会」は
研究生(当時10人)にとっては待ち望んだ久々の貴重な「ステージ」でした。
にもかかわらず、いつもの「運営方針」が祟って客足が動き渋るのを目の当たりにした琴子は
仰天の手を打ってきます。
イオンモール羽生さんからお借りしたというアクセス案内図/バス時刻表の画像を
でかでかドスーンと自らのブログに掲載したのでした。
その蛮勇にして快挙は琴子ファン以外の乃木坂ファンからも広く驚嘆と賞讃を浴び、
後に「研究生に伏龍・鳳雛あり」との世評に繋がることになるのです。
ストロベリーとブルーベリー合わ せてミックスベリー@佐々木琴子 | 乃木坂46 研究生 公式ブログ
りさこ(矢田里沙子)がひょいっと編み出したドンピシャでキラーなキャッチフレーズ:
「やだやだやだ!覚えてくれなきゃ?やだー!!!」をいたくお気に召したらしき琴子。
援護射撃/迫撃砲よろしく「大切なことなのでもう一度」とアレンジ含め都合5回も繰り返し、
仲良しでもあり、引っ込み思案ゆえにスタート・ダッシュが遅れがちなりさこへの支持・応援を
独力で勝手に押し広げようという驚くべき大徳を無意識の内に示しています。
また
「私、キャッチフレーズつくるの全面否定してたけど作ってもいいかもって思いました」と言いつつ
「あ、作らないけどね笑 柄じゃないんで(`・ω・´) うふ」と自分で即座に却下!
「柄じゃない」ことはしたくない、それはもう佐々木琴子ではあり得ない、ということでしょう。
さらには
「そいえば前回のブログの地図とか時刻表が好評だった!
トーク中に私の前回ブログを使ったか聞いたら私のブログを頼りにしてくださった方がいたり
優しい嘘をついてくださった方がいたり笑」
ファンが良かれと思ってつく「優しい嘘」もお見通し、その上で感謝とシャレっけを忘れない。
徳の力とお茶目な遊び心が矛盾なく軽やかに両立しているのです。
琴子は琴子の力で勝つから琴子なのだ。
乃木坂は乃木坂の力で勝つから乃木坂なのだ。
レディ・メイドのアイドル類型に準じよとは 死をもって恥じねばならん進言だ、なのです。
その後まもなく、こうした琴子の知られざる大器は
上述のブログ記事の瞠目すべき声明から
その覇気を天下に知らしめることになるのですが、
それはまた別のお話との合わせ技エントリで、近い内に。
※1
4/2
君に化学分解されたい@佐々木琴 子 | 乃木坂46 研究生 公式ブログ
4/20
寺田蘭世は小4 の時身長が198cm だったらしいです@佐々木琴子 | 乃木坂46 研究生 公式ブログ
4/29
メガネの破壊力@佐々木琴子 | 乃木坂46 研究生 公式ブログ
5/8
タイトルどうしよかりんよこでし ろめ@佐々木琴子 | 乃木坂46 研究生 公式ブログ
プライバシー ポリシー
— 『蒼天航路』その二百四十九 より
乃木坂46を楽しむ上での小さからぬ歓びのひとつに
その百花繚乱十人十色のブログを読む楽しみがあります。
「え?アイドルのファンがその当のアイドルのブログを読めばそりゃ楽しいに決まってるでしょ?」
との反駁もあるでしょうが
ではあなたは、あなたにとっての「アイドル」のブログを頻繁に読むでしょうか?
ボクは、三吉彩花ちゃん本田翼ちゃん西内まりやちゃん門脇麦ちゃん小島瑠璃子ちゃん...他多数の
ボクにとっての多くの「アイドル」のブログを読むことはほとんどありません。
フォーマットのちがい、力入ってる/入ってないにかかわらず
多くのアイドル/芸能人のブログはたいてい告知どまりか日常雑記であり
そのアイドルネスが文章によっても立ち現れてくる例は少ないからです。
(もちろんそのメインの「発表」の場はそもそもCMやドラマや映画である、ってことはあるにせよ)
で、乃木坂46の場合はどうでしょう?
普段は淡々としていながら一旦事あらば力強い声明でアンチをも感嘆させるななみん(橋本奈々未)
はしゃぎ芸とセンチメンタルの両極で支持されるあしゅ(齋藤飛鳥)、わか(若月佑美)
ドルヲタ視点でファンへの懇切な情報提供も忘れないかなりん(中田花奈)、川後P(川後陽菜)
ファンとのイジりイジられ合戦を丁々発止で楽しむひめたん(中元日芽香)
技巧的な釣りをブログでも手を替え品を替え展開する真夏さん(秋元真夏)
...等々と
告知でも大本営発表でも日常雑記でもない
プロダクト/パフォーマンスとしても十分なアイドルネスの発露の場として
乃木坂メンバー各々のブログはしっかり機能しています。
そんな中からボクが今の内に特筆しておきたいのは、
2期生にして研究生であるにもかかわらず
いち早く独特の作風/感性でコアでディープな支持を獲得しつつある
琴子こと佐々木琴子ちゃんのブログについて。
以前にもちらっと触れましたが、
琴子のブログはまずタイトルのおもろかわいさで早くから知られていました。
エントリ41でも採りあげた以下の一例でもそれが知れましょう。
琴子のくせになまいきだ@佐々木 琴子 | 乃木坂46 研究生 公式ブログ
ですがここには、それだけでは済まされないトピックが実は含まれています。
・琴子しかやらないようなヒネりのあるネタ性短文と「@佐々木琴子」で署名性を強化する
・「いったい何をネタとする記事だろう?」と好奇心を誘いクスリと来るようなタイトルを冠し
だが本文ではそれについては触れもせず説明もないという「スカし」の美学
・でありながら、ファンにしてみれば琴子の日常や近況や興味・関心が透けて見える気がして
読み解き推理ゲーム的な材料となり面白い
... ひいきの引き倒しを承知の上で言えば、
琴子はそれだけの面白みの素を自然な遊び心まかせに早くからタイトルにも含ませていたのです。
1日1人の持ち回り(2014年5月現在は9人)のため中8日が空いてしまう研究生ブログでは
多くのメンバーが長い長〜い、
しかも空行が多いため下方にスクロールしまくってやっと読み終えられるエントリを物します。
そんな中で琴子は
異例なくらいに短い文章、デカい写真、ユニークでそっけないくらいの文体で
スパっとチャキチャキっとサラっと1エントリを終わらせます。
にもかかわらずそこには「サーヴィス精神の不足」のようなものは感じられません。
琴子は常に、自分らしい、自分の中で流行っているフィクショナルなおとぼけお遊び文体で
「わたしのファンの人ならこういうのを喜んでくれるんじゃないかな?」と
「喜んでくれてもくれなくても、わたしはこうなんだからこう書く以外書きようがない」との間で
どっしり構えた中庸を行き、しかも読者を楽しませる独自の方法論を常に手探りしています。
例を挙げるにも枚挙に暇がないため僅少にとどめますが
2014年4/2の「〜ですよ」「〜のだ」
4/20の「〜ね」
4/29の「いいッスよ」
5/8から続くお気に入りの「〜するんよ!」「〜なんよ!」 ※1
等々と、琴子は
他の何にも頼らない、ブリッコでもカッコつけでもない
その時々・その場の、思いつき・マイブームに準じたイタズラ心たっぷりな語尾をつるべ打ちします。
'98年8/28生まれの高校1年生の、しかも「研究生」でありながら、琴子は
年上/年下、男/女を問わず、ファンに、そして見ず知らずの天下の人々に
友達に話す時そのまんまのような自然ではしゃぎ屋でちょっとヘンな素の姿を見せ、
よってもって図らずも
「佐々木琴子は佐々木琴子であり、乃木坂メンバーであるということは元来そういうことである」
という真実を、逆説的に雄弁に語り得ているのです。
「またまた琴子殿!」とツッコミを入れたくなる琴子のツン芸、お戯れ、含み笑いのイタズラは
実はひめたんのそれにも負けず劣らず、コアなファンとの間ではちゃんと交わされています。
琴子のことをもっと知りたい、琴子を応援したいという一心で寄せられるファンのコメントに
琴子はひらりひらりと、刀の刃先を躱し舞う蝶々のように戯れながら変幻自在に応えます。
可愛い女の子が沢山出てるアニメ が好き@佐々木琴子 | 乃木坂46 研究生 公式ブログ
この回、「質問返し」コーナーの【とことん琴子!】で
珍しく琴子姫は「見落としてなければ前回ブログの質問全部答え」ておられるのですが
「〜?」「〜ですか?」「〜してる?」「〜なの?」というファンの質問コメントに
タン!タン!タタン!っとほぼ1行だけでちぎっては投げちぎっては投げ式で答えています。
特に笑える/微笑ましくなるのは以下のような例 —
◆またアニメのヘアスタイル披露したら、3択か5択くらいで、何のキャラのヘア真似風とか、
等々をクイズにして下さいませ
気が向いたらねん!
◆プリンシパルもうやりたい役決まってるの?
2つ決まってるよ!
◆NARUTOの歴代OPで一番好きなのはどの曲?
ナルトみてないの(´・ω・`)
◆2期生で家族構成すると、どうなりますか?
大変なことになる!
◆誰かに似ていると言われたことはないかい?
あんましないけどたまにある!
— 何という愛想のなさ、そっけなさ!取り付く島もない!
でも、これこそが琴子の真骨頂、ファンが「それでこそ琴子!」と逆に惚れ込む要素なのですね。
気が向いたらするけど約束はできない!決まってるけどネタバレになるから今は教えない!
観てないものは語れない!2期生での家族構成は以前に語った!
(美人な)誰々さんに似てると言われても別に嬉しくはない、だから名前は挙げない!
何という誠実さと思慮深さとシャレっけ。
琴子は琴子の力で勝つから琴子なのだ。
そんな琴子ですが、その乃木坂46への愛と信頼は静かながら揺るぎないものです。
とりわけ琴子が、自由で気ままで軽やかで楽しげでありながら実はとてつもなく真摯に
乃木坂46のことを、乃木坂メンバーであるということを、
乃木坂46の研究生として活動しているということを、
深く熱く広く考え捉えていることを如実に示すのが以下のようなエントリ例。
君に化学分解されたい@佐々木琴 子 | 乃木坂46 研究生 公式ブログ
「発表」の場、握手会とは異なる公開パフォーマンスの場がおそろしく少ない研究生にとっては
当時開催された3日間6会場での「ミニトークショー&ミニ握手会」は
研究生(当時10人)にとっては待ち望んだ久々の貴重な「ステージ」でした。
にもかかわらず、いつもの「運営方針」が祟って客足が動き渋るのを目の当たりにした琴子は
仰天の手を打ってきます。
イオンモール羽生さんからお借りしたというアクセス案内図/バス時刻表の画像を
でかでかドスーンと自らのブログに掲載したのでした。
その蛮勇にして快挙は琴子ファン以外の乃木坂ファンからも広く驚嘆と賞讃を浴び、
後に「研究生に伏龍・鳳雛あり」との世評に繋がることになるのです。
ストロベリーとブルーベリー合わ せてミックスベリー@佐々木琴子 | 乃木坂46 研究生 公式ブログ
りさこ(矢田里沙子)がひょいっと編み出したドンピシャでキラーなキャッチフレーズ:
「やだやだやだ!覚えてくれなきゃ?やだー!!!」をいたくお気に召したらしき琴子。
援護射撃/迫撃砲よろしく「大切なことなのでもう一度」とアレンジ含め都合5回も繰り返し、
仲良しでもあり、引っ込み思案ゆえにスタート・ダッシュが遅れがちなりさこへの支持・応援を
独力で勝手に押し広げようという驚くべき大徳を無意識の内に示しています。
また
「私、キャッチフレーズつくるの全面否定してたけど作ってもいいかもって思いました」と言いつつ
「あ、作らないけどね笑 柄じゃないんで(`・ω・´) うふ」と自分で即座に却下!
「柄じゃない」ことはしたくない、それはもう佐々木琴子ではあり得ない、ということでしょう。
さらには
「そいえば前回のブログの地図とか時刻表が好評だった!
トーク中に私の前回ブログを使ったか聞いたら私のブログを頼りにしてくださった方がいたり
優しい嘘をついてくださった方がいたり笑」
ファンが良かれと思ってつく「優しい嘘」もお見通し、その上で感謝とシャレっけを忘れない。
徳の力とお茶目な遊び心が矛盾なく軽やかに両立しているのです。
琴子は琴子の力で勝つから琴子なのだ。
乃木坂は乃木坂の力で勝つから乃木坂なのだ。
レディ・メイドのアイドル類型に準じよとは 死をもって恥じねばならん進言だ、なのです。
その後まもなく、こうした琴子の知られざる大器は
上述のブログ記事の瞠目すべき声明から
その覇気を天下に知らしめることになるのですが、
それはまた別のお話との合わせ技エントリで、近い内に。
※1
4/2
君に化学分解されたい@佐々木琴 子 | 乃木坂46 研究生 公式ブログ
4/20
寺田蘭世は小4 の時身長が198cm だったらしいです@佐々木琴子 | 乃木坂46 研究生 公式ブログ
4/29
メガネの破壊力@佐々木琴子 | 乃木坂46 研究生 公式ブログ
5/8
タイトルどうしよかりんよこでし ろめ@佐々木琴子 | 乃木坂46 研究生 公式ブログ
