ロシアより琴子に敬意をこめて ー MC琴子の引き寄せの武


住み慣れた土地を捨て
曹操に対する恐れを超えて
劉備のあとを追う
あの大河のごとき群衆!

あれこそは
曹操には絶対服従せぬぞという人の意志の群れ
そして
自らの手で天下の主を押し上げようという闘志の行進か!  (魯粛) 
ー『蒼天航路』 その二百十六 より



余裕ぶっこいてたら早くもまた1ヶ月が!
とすっかり齋藤飛鳥さんもかくやという更新具合になっちゃってますが、
前回に続けて、『のぎ天2』#31「佐々木琴子のホームパーティー」のレヴューの続き
遅ればせでもいきますよ、いきますよ〜?



お菓子をみんなで持ち寄って、というメイン企画に続いての「2個めのメイン」は
琴子が絶賛ハマり中のロシアの魅力をメンバーと視聴者にお伝えするコーナー。
お菓子でみんな喉が渇いてるはずというリードでの皮切りにロシアン・ティーのお振舞い。
画面左手に姿を消し、ポットとカップを載せたトレイ一式を抱えて登場する琴子。
お菓子の皿でいっぱいのテーブルにはもはや置くスペースはなく
「置くとこがないのね」と気づいたかりんちゃん(伊藤かりん)が
どうするどうする、ちょっとこれみんな寄せて寄せてと助け船を出します。
かわたん(川後陽菜)絢音ちゃん(鈴木絢音)が遅ればせながら皿等を寄せ始めるものの
早々と座り位置右手のカーペット床上にトレイを置いてカップを配り始めてしまっている琴子!
「え しかもそこに置いたの!?」というかりんちゃんに
いおり(相楽伊織)はツボに入って痙攣性の笑いが止まらなくなります。
この意図せざるナンセンス喜劇に痙攣笑いが止まらないかりんちゃん・いおりに対し
流れを見聞き逃した絢音ちゃんは「ちょっと待って なんでみんな笑ってるの?」
「どうしたのどうしたの? え なんで2人笑ってんの? こわー」とキョトン顔ですが
画角上すべてが見てとれる視聴者には神がかった1シークエンスでした。
「涙を流して笑ってる(絢音)」かりんちゃんと
笑いからの手の震えでカタカタとカップが鳴るのが止まらないいおり。
スプーンに載ったジャムを「なんか載ってる〜 こわ〜い」と言うかりんちゃんに
またひとしきりのスイッチで「苦し〜」と笑い泣き、
琴子の「ズトラーストヴィチェ」でまたひとしきり笑い泣き、のいおり。
「これ でもいつもの伊織だからね」とのかりんちゃんの言に
このいつもの笑い上戸ないおりの姿をもっともっとTVで観せましょうよ、運営さん、と
汲めども尽きぬノギザカン・リソースの豊穣に改めて思い至ったファンも多かったことでしょう。



ひとしきり笑いの発作が収まったロシアン・ティーのくだりから既に十分始まってる感もある
コーナー名アナウンス「佐々木琴子のロシアの魅力を伝えた〜い」。
最初のフリップ:ロシア地図から琴子&スタッフさんの並々ならぬ力の入りようが感じられます。
オーストラリア一人旅からも知られる、ぽわぽわのようで意外と行動派でもあるいおりの
ヴィザ取るの今めっちゃ簡単、ネットでも取れる、とのコメントに
取れるところもあるが厳しいところ(地区/都市)もある、とエンスーな答えの琴子、と
プログレッシヴで興味深い乃木坂カラーも見えました。

各メンバーに向けて特化させたロシアのおすすめポイント、
サッカー好きのかりんちゃんには2018年FIFAワールド・カップに絡めて。
学生時代やってたとはいえ、2002年頃が自分的ピークだった
スポーツ選手が自分より歳下だとコワく感じる、と釣れないお返事でした。
チーズ好きという共通点を#25の際に見つけたというかわたんにはチーズ推し。
ロシアは「寒い場所だから 牛が脂をいっぱい蓄えるんで」乳製品が美味しいというのが
リケジョで論理的な琴子らしい物言いで
かわたんもなかなかの食いつきを見せ、旅行パートナー早くも1人獲得という感じでした。
インテリ少女絢音ちゃんにはググっとコアに踏み込んでアレクサンドル・ネフスキー大修道院。
作曲家・文学者・建築家・詩人などのお墓が集まってるので
クラシックや本が好きな絢音ちゃんには楽しいんじゃないかとなかなかに入魂のルアリング。
追い討ちにチャイコフスキー、ロシア5人組、ドストエフスキーに加えて
サンクトペテルブルクの地名を出すと
「あ サンクトペテルブルクにあんの!?」と急に目を剥いて好反応の絢音ちゃん。
「ありがとう 行こうね!」と感情をむき出しにした言を取れたのでパートナー2人めは確定でせう。
いつも香水のいい香りがするイメージといういおりには香水推し。
『新しい夜明け』という会社名や1瓶300円程度という値段で釣りにかかるものの反応は薄め。
「それ 何を元に作ってるの? 花?木?」ともっともと言えばもっともないおりの問いに
「えっと… アルコール?」「それはそうだ〜(苦笑)」と常なるナンセンス武が活きました。
続けての ”禁酒法めいたものの時代に安いのでソ連/ロシアでは香水を飲んでた” という話は
ルアリングには全くならないものの、琴子の知的好奇心が窺えて面白いところでした。



優勝した人にはロシアっぽいご褒美があるというロシア・クイズ第1問は
「空になったビン・ボトルは〜〜に置いてはいけない」。
この問題では再び、ぽわぽわベイビーいおりたんの意外と知的好奇心旺盛な一面が見れました。
「え これは何?それをやるとどうなるの?」「えっと あの〜 ベッドの上」
「縁起が悪い」「食事をしていて」とヒントとなるようなならないような受け答えの琴子ちゃんに
「いまの(ベッドの上という解答)はちがう?」という確認が不条理ナンセンスに微笑ましい。
結局はほとんど琴子が自らバラしちゃったに等しい「テーブルの上」が正解なのでしたが
飲み干した(おそらくは酒の)瓶はさっさと床にどけるべし、というのは
実にロシアっぽいフォークロアだと感じられました。
民俗学好きの絢音ちゃんには一歩進めてフレイザーの『金枝篇』あたりを調べてほしいところです。



一同が「へえ〜〜」と不思議な感慨を覚える中、台本上のプランニングを説明する琴子。
「なんかね クイズがあってちがうのがあってクイズがあるって感じで…」
「その前に 視聴者からメールが来ています」
視聴者というよりは視聴者さん、メールというよりはツイートでは?という感も含めて
メンバー及びスタッフさんから笑いが巻き起こります。
でも、こういう部分こそが佐々木琴子MC独特の強みであり面白みなのですよね。
「琴子さんはロシア語辞典は使いますか?」という質問に
ネットで買ったロシア語入門編みたいな本でまだ間に合ってるというお答えに続き、
ズドラーストヴィチェのような「早口言葉みたいな(かりん)」巻き舌の発音の練習に
アブラーゲ(油揚げ)を繰り返して言っていたらとできるようになった、とさすがの発言でした。



さらに続くはこれまたメインのひとつ:「佐々木琴子のロシア一人旅計画」、ですが
まだまだ残り30分強なのでまたも次回へ続けませう。



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