今以上それ以上愛されるのに ー さよならのかわりに伊織SHOWROOMを


散り急ぐでないぞ 皆の者
わしはおまえたちの帰還を待つ!
死ぬまで乱の夢を見続けるぞ!  (韓遂)
ー『蒼天航路』その三百十五 より



前々回のエントリ:散じよわが諦念、と齋藤飛鳥は叫ぶか の末尾でボクは
「そして、長らく雌伏の期にあった臥竜たちが今...
 と、それはまた別のお話。」
と書いていましたが、
その際念頭に置いてあったのは、いおり(相楽伊織)の『SHOWROOM』開始と
続けてのハイ・ペースでの配信でした。
きっかけこそみりあ(渡辺みり愛)チャンネルでの絢音ちゃん(鈴木絢音)と3人での出演だったものの
何ら義務的撮れ高タスクもなく自由に気の置けないメンバー同士ではしゃぎ合うその楽しさに目覚めてか
いおりはそれから3/7、3/29、4/4、4/13、4/27、5/9にそれぞれ
ひなぴょん(川後陽菜)、じゅんな(伊藤純奈)、琴子(佐々木琴子)、ちーちゃん(斎藤ちはる)、
まあや(和田まあや)、再びちーちゃん、とペアで自チャンネルからの配信を行ったのでした。
ボクはそれを、いおりの新たなるポジティヴな挑戦のスタート ー
「運営」から寄こされるまでもなく自由に自発的に遣えるリソースでもあるSRという場を
最大限に活用していってやろうというポジティヴな挑戦のスタートだと思ったものでした。
そして、前回エントリ:楽屋女王の帰還 ー 純奈は燃えているか
そのいおりのSR配信の美徳をいつもの聴き書きメソッドで紹介していく
前哨戦エントリとするつもりでいたのです。



前回エントリ書きかけ途中の5/20夜のひと休止の際に
思いがけないことにちーちゃん&いおりの卒業発表を知ってしまい
続けて放つつもりだったエントリ案はコンセプトからごっそり方向転換を余儀なくされましたが、
せっかくのいおりの自発的な、それゆえ100%自分色のコンテンツですから
いまさら詮無い後追い賞賛となろうと
やはりそのおもろかわいさ、そして優しさの美徳を褒め称えておきましょう。



自チャンネルでの初配信、3/7はひなぴょんとのペアで。
自発配信もやってみようとなった経緯をひなぴょんに語るイントロに続き
初っ端から好ジャブとなったのは「ナスは好きですか?」コメントの拾いと処理。
SRという場は自分勝手な変態クンたちが独りよがりな質問コメを意図不明に放つことで有名ですが、
選りに選ってそのコメを拾ういおりに「はぁっ!?」と笑いツッコミを入れつつも
実際たまたまナス好きであったひなぴょんは趣味絡みでナス料理のエピソードを披露。
テキトーに見えて実は勝算ありだったらしきいおりの上手いトスだったようです。

最近観た映画の話から
普段の「乃木坂さん」のメジャー・プロダクトではお目にかかれない、2者2様のアホ武が覗く話。
スパイ映画等のミステリでは、登場人物の多さや顔の見分けられなさから
話の筋道を追うため誰が誰かを巻き戻して確認しつつ観るというひなぴょんと
分からなくなっても面倒なので流すものの「最終的な理解は一緒じゃない?」と言ういおり。
「(ちゃんと押さえてたほうが)面白さ変わってくるから、絶対」と言うひなぴょんに
「あ、やっぱりぃ?」と前言と矛盾したトンチンカンな同意をするいおり、
「え、『やっぱり』て分かってるやん!」とのツッコミでオチ、と
プライヴェートでも気心知れた天然&ツッコミの関係性が窺えて、深くて笑えるひとくだりでした。



もっともナンセンス武を誇るじゅんなとの3/29のペア配信に続いては、4/4の琴子とのペア。
メイク配信とのことで顔の右半面ベース・メイクのみの状態で登場するいおり。
「すっぴんから始めるから綺麗な琴子に隣にいてもらいたい」と誘われたという琴子。
普段の言動からはそういう方面には興味なさそうに思える琴子が
いおりの解説に意外なくらい勘所を押さえた合いの手を入れてるのが印象的な配信となってました。
中でもKATEのアイブロウ・カラーの実演時、ぴったりの文言が出てこないいおりに
「一旦」「眉間に」と阿吽の呼吸のコンビネーションで助け舟を出す琴子、の絵図が
早口でおしゃべりだが妹ちっくないおり&口数少なでおっとりながら姉ちっくな琴子、という
乃木坂仕事ではあまり出たことのない、また別の面が見られた気がして感慨ひとしおでした。

残り1分弱、エンディングのタイミングでいおりの人の好さがほの見えるさりげない1シーン。
とりあえずメイク配信の締めを告げた後、琴子に向けて「ごめんね」。
琴子「ん、なんで〜?」いおり「なんとなく」
琴子「あ〜、全然、別に〜」
もともと予定の企画であったメイク実演講座が主軸となり
特に琴子や琴子へのQ&Aをフィーチャーする間もないまま終わることになるのが気になって
「(特に必然があるわけでもないのに呼んじゃって)ごめんね」みたいな含意だったのでしょう。
琴子ちゃんは名高きSR苦手者なので
どんな内容であれ、ふわっと雑談混じりでプレッシャーなくリラックスして配信できたのは
おれだけでむしろ本意だったと思いますよ、いおりたん。
遠回りの愛情はちゃんと伝わってたでしょう。






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